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1950年代製の錦織ドレス:V&A収蔵「旗袍」の解説

博物館・美術館収蔵の旗袍
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ビクトリア・アンド・アルバート博物館(V&A)に収蔵されている旗袍を1点ずつ解説しています。旗袍の選定は、同館サイト内のサイト検索「qipao」から、「image」つきで「object type」のものです。

ダウンロード可能画像から投稿していきます。ライセンスの必要なイメージは同館から許可をえたのちに投稿します。

同館に収蔵されている旗袍は、製造元が香港、中国、台湾、上海、北京、台北、ロンドン、サンフランシスコにまたがり、中華圏の広さと華僑・華人のネットワークの広さを感じます。そして、V&Aの収集力も!

1950年代製の錦織ドレス:V&A収蔵「旗袍」の解説

  • デザイナー/メーカー:不詳
  • 製造地:香港

中国標準語では旗袍、広東語では長衫というフィットしたハイネックのドレスは、女性らしさと現代性を体現し、どこにでもある中国女性の衣服とみなされています。この種のローブ(男性用・女性用)は、 遅くとも1980年代まで、香港では「chagsan」で、この言葉から英語の「cheongsam」が派生しました。この言葉は現在、ドレスの女性バージョンのみをさし、香港や東南アジア地域で長らく着られてきました。

衣服の詳細

カテゴリ

クロージング、ファッション、テキスタイル、女性服

衣服タイプ

ドレス

素材と技術

シルク、錦織

簡単な説明

ドレス(長衫または旗袍)は小さなピンクの花をモチーフにしたグレーのシルクの錦織です。香港で1950年代に作られました。

物理的説明

全体に小さなピンクの花をモチーフにしたグレーのシルクのドレスで、ブロケード(錦織)で飾られています。半袖と立領が付いています。

寸法

  • 首の上部から裾までの高さ:118cm(注:首の高さ5.8cmを含む)
  • 袖の端から背中を横切って袖の端までの幅:60cm

クレジット・ライン

the Chee Family in memory of our mother Mary Lee-Chee (李徐銀女單)より寄贈。

衣服の歴史

この旗袍は、1950年代に香港の仕立て屋が香港で作りました。寄贈者の母親メアリー・リー・チー(李徐銀女士)のために。李徐銀は、マレーシアに住んでいて、のちにメイクアップとヘアドレッシングを学ぶために香港に行きました。メアリーはこの旗袍を社交行事や友達との外出に着ていました。彼女はマレーシアのクチンにあるドレス製作学校の校長を務めていたとき、学校の卒業式でもこれを着ました。この学校は、1960年代にマレーシアのクチンの教育部門によって承認された最初の州登録のドレス専門学校でした。

描かれた主題

概要

冒頭の説明文に同じ。

コレクション

東アジア・コレクション

アクセッション番号

FE.33-12014

このオブジェクトレコードについて

抄録(同館のデータベースのコレクションには不快で差別的な言葉が含まれている場合や、時代遅れのアイデア、実践、分析が反映されていることがあります。 同館はこれらの問題に対処し、それに応じて記録を確認および更新します。)

ぱおつの補足

立領は小円領で細い。ホックで留める。大襟は中円襟か。チャイナボタンはなく、スナップボタンとファスナーで留める。スリットは20㎝ほど。

袖つけは斜肩連袖の半袖。パイピングは濃い紫色かえんじ色が1本(1.0cmほど)。胸ダーツあり。

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