旗袍的新故事が注目している旗袍(チャイナドレス)のキーワードを一覧にしています。
カテゴリーとは違って具体的な言葉を心がけていますので、新鮮な語彙で記事を探していただけると思います。
それぞれのキーワードをクリックしますと、キーワードの説明とそれを含む記事リストが表示されます。
年代別にみる旗袍の歴史
- 清代旗袍 – 清代旗袍に関する記事リストです。旗袍という言葉が使われたのは民国期ですが、形態からみて民国旗袍につながる構成要素はすでに存在しています。便宜上、「旗袍的新故事」では清代の旗袍(清代旗袍)という言い方ををしています。
- 民国旗袍 – 民国旗袍の旗袍をとりあげた記事リストです。
- 1920年代の旗袍 – 1920年代の旗袍に関する記事リストです。
- 1930年代の旗袍 – 1930年代の旗袍に関する記事リストです。
- 1940年代の旗袍 – 1940年代の旗袍に関する記事リストです。
- 1950年代の旗袍 – 1950年代の旗袍に関する記事リストです。
テーマ別にみる旗袍の歴史
- 中国服装史 – 衣服(モノ)と時代的な意味(コト)の関係をあつかった記事リストです。中国の服装の歴史をとりあげています。中国衣服史よりも中国服装史やアンサンブルの歴史を意識しています。
- 中国衣服史 – 裁縫(技術)と衣服(モノ)の関係をあつかった記事リストです。中国の衣服の歴史をとりあげています。中国服装史よりも中国衣服史を意識しています。
- 旗袍の感覚疲労 – 旗袍と漢服をとりあげて、ファッションと感覚疲労の関係について。モードの歴史からみてタイトとルーズを繰り返します。漢服の流行で面白いのは、清代の漢族衣装に向かわないこと。漢服の流行を民族一辺倒で語る人が多いなか、旗袍への感覚疲労も重要な視点。
- 旗袍の洋服化 – 「旗袍的新故事」の一大関心事は旗袍の洋服化です。洋服化は1920年代にはじまり、洋裁をとりいれながら1950年代には中西合壁が定着しました。綿入の消滅、接袖・肩縫線・ダーツ・ジッパーやスナップボタンの導入など。各記事から旗袍の変化をお楽しみください。
- 海派旗袍 – 海派旗袍の記事リスト。民国期チャイナドレスの京派旗袍と海派旗袍は、言葉が先走って現実的ではない区別です。1930年代の中国文学界で話題になったのと、民国期旗袍を特徴づける二分法なので簡単にとりあげます。海派の旗袍は1930年代の民国世界を支配。
- インダンスレン – インダンスレン染料は、アンスラキノンから誘導されたアンスラキノン建染染料。略語はスレン、英語表記は「Indanthrene Dyes」。民国期に、インダンスレン染料をとりあげた旗袍の広告ポスターが多く描かれました。
旗袍の構成
- チャイナカラー – チャイナカラーの記事リスト。
- スリット – スリットの記事リスト。
- チャイナボタン – チャイナボタンの記事リスト。
- 大襟 – 大襟の記事リスト。
- 連袖旗袍 – 連袖旗袍に関する記事のリストです。連袖は腕の付根(アームホール)に切れ目と縫い目ありません。あえて英語で言えばPlain Sleeveです。身体の身頃、肩、袖に接触する部分を1枚の布でつくりだす技術の一部です。正常立位時に脇下に多くの皺が発生します。
- 接袖旗袍 – 接袖(セットイン・スリーブ)の旗袍に関する記事のリストです。接袖が旗袍に導入されたのは早くて1920年代かと思われます。1930年代から普及していって、旗袍の洋服化を決定づけました。
民国旗袍の画家
- 倪耕野 – 倪耕野(ニ・ゴンイエ)は民国期中国の画家です。コントラストの強い作品が多く、「哈德門」その他の煙草広告ポスターを中心に描きました。煙草をコーナーに置いて、旗袍女子をポスターの中心に配置したユニークな画家でも知られています。
- 杭稚英 – 杭稚英(ハン・チィイン)は民国期中国の画家です。本名は杭穉英。商務印書館での見習いや仕事を経て、1922年に自分のスタジオ「稚英画室」を設立、カレンダー・ポスターの道へ。旗袍を着た女性をモデルに煙草会社の広告をはじめいろんなイラストを描きました。
- 鄭曼陀 – 鄭曼陀がはじめた「擦筆水彩画法」(擦笔水彩画法/筆塗り水彩画)は、広告ポスター界で古典的な技法でした。線画で輪郭を描いて木炭粉で線や筆運びを薄め、明暗の変化を消してから水彩を描くものです。これにより、女性の顔が白色と赤色の滑らかで繊細なものになりました。
ハンドメイドでチャイナドレス
- ハンドメイド – ハンドメイドのチャイナ服や旗袍をご紹介。中国服づくりのご参考に。
- チャイナブラウス – チャイナブラウスのハンドメイド作品や着装写真を集めたチャイナブラウスの作品リスト。ここでは旗袍の構成要素をとりいれた上衣ジャケットをチャイナブラウスとしてご紹介しています。
- 着物リメイク – 着物リメイクのチャイナドレスやアオザイをご紹介しています。着物リメイクとは家に死蔵された着物や反物をいろんな衣服につくり直すことです。着物リメイクは着物を解く作業を行なって裁縫します。反物リメイクは布を継ぎ足して裁縫します。
チャイナドレスの着装
- 普段着 – 旗袍(チャイナドレス)は、よくフォーマルウェアやコスプレ衣装と考えられますが、20世紀にはデイリーウェアに愛用されていました。ここでは、普段着に使える旗袍(チャイナドレス)の作品やコーディネートのポイントをご紹介しています。
- 漢服 – 漢服を述べた記事の一覧です。2010年代になって中国Z世代に人気が出ている漢服。大人になって旗袍を着る前の現象でしょうか、かつての旗袍とちがい、普段着として定着するにはまだまだコスプレ感がつよく難しそうです。
チャイナドレスを着る女性たち
- アンナ・メイ・ウォン – アンナ・メイ・ウォンが旗袍(チャイナドレス)を着ている写真を集めています。
- マギー・チャン – マギー・チャンが旗袍を着ている写真を集めています。
- レイレイ – atelier leileiを運営するレイレイ自作のチャイナ服や旗袍。その着装写真を載せています。
- 小柔SeeU – 中国上海発の世界的コスプレイヤー小柔SeeUさんの作品から、チャイナドレス限定で写真をご紹介しています。世界水準超えコスプレイヤーの画像・映像をご堪能ください。
- 柳花痴狂 – 北京発の柳花痴狂さんから、1910~1940年代のチャイナ服や中国古来の衣装の写真を集めています。
- 陳数 – 陳数(チェン・シュー)が旗袍を着ている写真を集めています。
映画のなかのチャイナドレス
- グランド・マスター – 映画「グランド・マスター」に出てきた旗袍を紹介しています。
- 花様年華 – 映画「花様年華」に出てきた旗袍を紹介しています。「花様年華」といえばマギー・チャンが20点以上を着たチャイナドレスで有名な映画です。2000年に公開されてから、日本での旗袍のイメージは、タイトなチャイナドレスに定着していきました。
博物館にみるチャイナドレス
- ビクトリア&アルバート博物館 – ビクトリア&アルバート博物館に収蔵されている旗袍(チャイナドレス)や同館で行なわれた旗袍展覧会の作品を紹介しています。
- 雲南省博物館 – 雲南省博物館に収蔵されている旗袍(チャイナドレス)や同館で行なわれた旗袍展覧会の作品を紹介しています。