戴欽祥・陸欽ほか『中国古代服飾』:時代別の中国服装史

書籍・図鑑
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戴欽祥・陸欽・李亞麟『中国古代服飾』は時代別にわけた中国服装史です。

殷朝・周朝から明朝・清朝まで、各時代ごとに、官服、男服、女服を中心に述べ、次代によっては戎服、僧侶服などもとりあげています。

本書は中国服飾史ですが、衣服や装飾品の形もイラストで説明しているので、中国衣服史としても読めます。

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本書の構成

全体で150頁、イラストや写真資料が2ページに1つほどあります。

本のサイズも小さいので、さくさくと読みやすいです。衣服を解説するよりも、歴史的な逸話を説明することを重視しているので、すべての年齢層に適しています。

中国大陸の服装史の本となると巨大で網羅的になりますが、台湾でまとめられた本は、資料的制約が大きいためか、要領をえていて読みやすいです。

やはり大陸の出版物と台湾の出版物は、同じ系統の本を数冊ずつ買っておいて、必要に応じて使い分けするのがおすすめです♪

日本語表記/原文表記はこちらです。戴欽祥・陸欽・李亜麟『中国古代服飾』中国文化史知識叢書48、臺湾商務印書館、1994年/戴欽祥・陸欽・李亞麟『中國古代服飾』中國文化史知識叢書48、臺灣商務印書館、1994年

戴欽祥・陸欽・李亞麟『中國古代服飾』中國文化史知識叢書48、臺灣商務印書館、1994年

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この記事の著者
ぱおつ

旗袍好きの夫婦で運営しています。ぱおつは夫婦の融合キャラ。夫はファッション歴史家、妻はファッションデザイナー。2018年問題で夫の仕事が激減し、空きまくった時間を旗袍ラブと旗袍愛好者ラブに注いでいます。調査と執筆を夫、序言と旗袍提供を妻が担当。

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