先日に着物ラブの方からビンテージ旗袍(复古旗袍)を見せてもらいました。
それでレイレイは昔に思いきって買った1930年代のビンテージ旗袍を思い出し、クローゼットから茶色の旗袍を持ってきました。
想定しやすい会話ですが、以下のとおりです。
しゃんつ
ほんまに1930年代のん?(本当に1930年代のものですか。)
ぱおつ
店の人がそう言ってた!(売っている店の人がそう言っていました。)
しゃんつ
…
ネットだったので、確認できないまま買ったことになります。
1930年代のはずのビンテージ旗袍(复古旗袍)
二人でよく見たところ、生地の傷み具合は、かなりビンテージ(复古)な雰囲気をもっています。
そして、レイレイが注目しているポイントがこの水玉です。
遠くから見るとドット柄に見えますが、単なるドットじゃなくて少し卵形。おまけに艶が出ているというか、小さい卵のなかにさらに小さい模様があります。満月が少し欠けたようなイラストです。
この生地はプリント柄ですから、印刷柄の旗袍が大流行した1930年代製の可能性はあります。
茶色の生地に白色のドット柄をもってきている点に、1930年代の雰囲気を感じますが、1940年代の可能性はどうでしょう…。
いつものように分析します。
旗袍の分析
- 立領は
- 大襟は
- チャイナボタンは丁寧。
- スリットは
パイピングも丁寧。平肩連袖の半袖。
とりあえず、ビンテージ旗袍というのは、あながち外れていないかなと思います、と思いたいです。
ぱおつ
ビンテージ服を買う方にお尋ねしたいです。
ぱおつ
今から80年前の服をどのようにして保存してきたのでしょうか。お店の人たちは、どうやって、いま売れるくらいの商品水準を維持してきたのか。
しゃんつ
この点が私たちには分かりません。何かご存知の方がいらっしゃれば、耳学問でいいので教えてください!
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