秋冬ブラウンチェックの裏地つき連袖旗袍

atelier leilei
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今回は自分用に、秋冬用ブラウンのチェック柄で裏地つきの連袖旗袍をつくりました。

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秋冬ブラウンチェックの裏地つき連袖旗袍

裏地の裾回り

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

旗袍裏地の裾回りにレースを付けます。

こりゃたいへんな作業です😅💦

縫い付け

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

縫い付け作業開始😊🌸

フキエノリ

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

実はフキエノリを平裁旗袍作りで重宝しています😊🌸

スリット完成

 

スリット完成♪

今回は秋冬用の裏地付き旗袍です。

裾チラ見せのレースが好き💗🌸

領托

襟ぐりに細いループがあります、これは”領托”と言います、襟の土台てす。

アンティーク旗袍の襟は別付けです、襟を作って領托に縫い付けます。

より立体感が出て、何枚か違う高さの襟を作ればいろいろ楽しめます。

また、夏になったら襟を外せば涼しく着れます。

最終段階のボタン付け

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

いよいよ最終段階のボタン付けです。

一文字ボタンの付け方は特に難しいですが、でもコツがあります。

まず幅が均等なループを作ることです、ねじれてはいけません!

そして服にもループにも正しい印を付けること。

あとは頭をしつけ糸で固定して、ピンセットで形を整えながら縫い付けます。

慣れない時は片方だけで30分かかります、一対のボタンで約1時間です。

秋冬用裏地付き旗袍を完成

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

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秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍。atelier leilei提供。

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秋冬用裏地付き旗袍を完成しました♪

夫がつけた作品名は「秋冬ブラウンチェックの連袖旗袍」。

中国伝統的な”平裁法”で作りました。

バストダーツ、ウエストダーツを入れず、”帰抜“(归拔)というテクニックを使って胸の膨らみとウエストの凹みを入れました。

3枚目の写真のように、バストとウエストにダーツはなく、布の柄は破壊されていません。

また”平裁”は一枚の布からできている為、袖付け線や肩合わせ線もなく、動きやすく、着心地はとても良いです。

  • ◇表地:ウール麻混(イタリア製)
  • ◇裏地:コットン(日本製)
  • パイピング:T/Cブロード(日本製)
  • ◇レース:コットン(日本製)
  • ◇飾り釦:ドイツ製

この連袖旗袍を着た撮影会日記はこちらです。

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atelier leilei

atelier leilei(アトリエ・レイレイ)。atelier leilei提供。

atelier leilei(アトリエ・レイレイ)はチャイナ服専門のお店です。

オーダーメイドの通販を専門にしております。

コンセプト

atelier leileiのコンセプトは、大人の女性が着る上品でかわいいチャイナ服やチャイナドレス(旗袍)です。

日本や海外で日常着や普段着として着られるエレガントなチャイナ服(中華服)を提案しています。

あえて中国っぽい生地を使わず、日本やヨーロッパ製の素材を中心に、デザインからパターンや縫製まで、すべてデザイナー1人で行なっています。

取扱アイテム

チャイナ・ドレス(旗袍)、チャイナ・ブラウス、チャイナ・ジャケット、チャイナ風ワンピース、シノワズリ調ルームウエア、着物リメイク、アオザイ、雑貨(コースター、ハンカチ、枕カバー...)、書籍、編み物など。

時期や繁閑によっては作れないものもございますので、ご了承ください。

作品へのこだわり

  • オリジナルパターンを使用。
  • すべての素材について、生地名、混率、原産国を明記しております。
  • 縁取りのパイピングとチャイナボタンは手作業で作成し、時間と手間をかけて丁寧に仕上げております。
  • 一点一点手作業で仕上げる為、新作が出来上がるまで少々お時間をいただいています。

※コスプレ系や水商売系向きのデザインではございません。

デザイナー紹介

蔡蕾(さい・れい)。中国雲南省出身。

名古屋モード学園を卒業後、アパレルでベビー服のデザイナーとして勤務。

かつて東洋のパリと呼ばれた1930年代の上海が大好きです。チャイナ服作りは、趣味として研究と製作を続けてきました。

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