旧市街ロケ撮影から隠れ家へ:Shuxian Panの旗袍

網紅・愛好家
この記事は約3分で読めます。
記事内に広告を含みます。
スポンサーリンク

旧市街ロケ撮影から隠れ家へ

少し遊び心の効いたShuxian Panの写真が私は好きです。

Shuxian Panと友人とのツーショット。この写真は隠れん坊をしているような雰囲気。

写真を気に入ったので、こちらで紹介したいと伝えたところ、快諾していただきました。

ほかの旗袍の写真を見ていても、二人それぞれの表情が出ていて、暗い室内でも何かを楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。

そんな二人を包むのが藍色旗袍と黒色ドレスです。派手ではなく深い藍色をベースにした旗袍をさっそく見てみましょう。

スポンサーリンク

Shuxian Panの旗袍

1枚目は、紺色サテンの旗袍を着たShuxian Panと、黒色対襟の旗袍風のドレスを着た友人とのツーショット。

隠れん坊しているみたいでしょ。

Shuxian Panの旗袍は濃い藍色のサテン地。じつは無地です。

肩縫線があって接袖の中袖です。立領は5cmほどで、円領の大きさは中円領か小円領。

チャイナボタンは大襟に2つを配置。立領にネックレス2本がついていて、首の中心にネックレスと立領を一緒に1つのボタンでまとめているように思います。もしそうだとすれば、おしゃれ。

スカート部分の裾丈は膝頭がみえるくらい。友人のドレスに比べてスリットは高めで太腿のなかほどまで。

それでいていやらしく感じないのは、隠れん坊をしているような、悪戯っぽい彼女の表情とポーズ。色気に加えて元気が伝わります。

2枚目以降の友達とShuxian Panとの写真は暗室での撮影で、1枚目とは違って、突然、大人の世界が展開していました。そのギャップも、カッコいいセンスを私は感じました。

最後に、二人が交互に持っている団扇。

これ、よく見ても柄がどうなっているか分かりにくかったのです。とくに4枚目を見たとき、私は「どうして旗袍の柄が団扇に写っているんだろう」と思いました。

それで3枚目を見返したら、ああ、団扇の柄なんですね。ピンクの花と緑色・青色の葉っぱ。そして、シースルーになっています。おしゃれですね。

Shuxian Panさんについて

写真家・フォトグラファー(アート、ファッション、フィルム)。

Shuxian Panさんは、中国の深圳を拠点とする経験豊富なプロのカメラマンです。

イギリスのボーンマス大学で商業写真の芸術修士号を取得。

専門は、ポートレート写真、クリエイティブなファッション写真、アルバムデザイン。 結婚式のプランニング、ウェディングドレスのデザイン、旅行計画、フラワー・デザイン、製品デザイン、商業イベントなど、さまざまな分野の研究所とコラボされてきました。

今回ご紹介した写真からも、情景的なのは、撮影だけでなく場面設定とフレーズにも感じました。情感的で情緒的な雰囲気から、最初は香港か台湾の写真家かと思いました。

いろんなコラボレーションの成果が今の彼女の特性に凝縮されているような気がします。

網紅・愛好家
スポンサーリンク
この記事の著者
ぱおつ

旗袍好きの夫婦で運営しています。ぱおつは夫婦の融合キャラ。夫はファッション歴史家、妻はファッションデザイナー。2018年問題で夫の仕事が激減し、空きまくった時間を旗袍ラブと旗袍愛好者ラブに注いでいます。調査と執筆を夫、序言と旗袍提供を妻が担当。

この記事の著者をフォロー
このページをシェア
この記事の著者をフォロー

コメント

タイトルとURLをコピーしました